カワサキ VERSYS-X 250 TOURER に思う
カワサキからの、父ちゃん向け(?)のツアラーモデルです。
嬉しい事に車検の無い250です。
純正パニア、バンパー、バンパー上のフォグランプが泣かせてくれます。
しかしながらタイヤがチューブというのはいけません。スポークでもチューブレスが履けるはずです。
燃料タンクは最低でも18Lは欲しかったな。でかければでかいほどツーリングには良いものです。
あとは携帯電話充電用の端子、ETC設備、フロントキャリヤ、そして駆動はぜひともシャフトでお願いします。ツアラーなのですから、チェーンなどという心細い物ではなく、死ぬまで使えるシャフトでお願いします。
エンジンは250で良いでしょう。それ以上は車検で父ちゃんの懐が痛みます。もちろん中低速向けのセッティングで、燃費を気にします。実用燃費は最低でも30km/Lは確保したいものです。
いずれにせよ、最近の父ちゃんライダーには嬉しい1台であるので、他社からも「ツアラー」というジャンルで、それぞれ力の入ったモデルが出ないか期待してしまいます。
40年前の「アメリカン」というスタイルの2輪が出た時には、誰も見向きもしなかったものですが、数年後には見事にジャンルを確立し、今も継続しています。というところで、次なる2輪のカテゴリーはツアラーモデルではないかと思います。
猫の顔の言うところの「夢のツアラーモデル」の詳細を列記しますと、
パリダカタンク、チューブレスタイヤ、キャストホイール、キー付きパニアケース、頑丈なリヤキャリヤ、ヘッドランプ上面のフロントキャリヤ、ETC、シャフトドライブ、携帯電話の充電用端子。タコメーター。ビキニカウル。AC100V(10A)のコンセントなんてあると非常に嬉しい。(お湯が沸く)。だからヘッドランプは常時点灯式ではなく、スイッチ式としてください。まあ、エンジンはホンダならSL223あたり、スズキならバンバン200、ヤマハならセローのエンジン流用で問題ないでしょう。空冷でセル・キック併用式です。フェンダー類も樹脂製でフロントはダウンとします。徹底的にメンテナンスフリーを目指して欲しいのです。
車重は180kg程度でお願いします。よってキャリヤ等は、紫外線に強い樹脂製でお願いします。A3サイズぐらいは欲しいな。タイヤは前後18インチ、もしくは17インチで充分です。
女性にも受けるだろうからシート高は800mm以下と願います。最低地上高なんて、200mmもあれば充分です。
オプションで携帯用燃料携行缶(3L程度)とかも嬉しい。最高速は130km程度で充分です。前のバンパーとリヤのパニアは転倒時に、ライダーへのガードの役目をするからぜひとも堅牢な造りとしたい。
これらがそろった1台が、どこかのメーカーから発表されれば、猫の顔は一生ものとして購入するでしょう。サーキットを走るのではなく、「日本を美しく見よう」との意気込みで乗る2輪です。(このコピーは日産の810ブルーバードのコマーシャルから頂きました。判る人には判る。40年前のコピーでした。)
興味は尽きません。
いつか、このツアラーモデルで、別府温泉の長い上り坂のバス停で、
タバコ休息しながら。 ピース!
